前回は断熱材の再施工に約4ヵ月も工期がかかったことなどを記載しました。あまりに対応が悪く、工期も大幅に遅延しているため、ハーバーハウスの本社社長へ苦情を伝えました。前回までのブログ記事は下記をご覧ください。
ハーバーハウス社長へのクレーム
大幅に工期が遅れ、2023年2月に断熱材の再施工後も工程表は提示されず、引き渡し時期について聞いてもはぐらかされるばかりで、一体いつ完成するのか不明でした。
2023年2月の時点で、工期は15ヶ月になろうとしていました。
木々の伐採・伐根や小さな小屋の解体はあったものの、35坪程度の木造平屋です。犬が泊まれる貸別荘ですが、住宅として建築してから用途変更を行うため、特別な設備はありません。
建築後の用途変更や利用計画、家具の搬入など、何度も延期させられている中で、着工から15ヶ月近く経過しても引き渡し時期を教えてもらえないもどかしさ。。
以前からお伝えしているように、ハーバーハウスさんから定期連絡がないのはもちろんのこと、施主の私からの連絡にも返信をなかなかもらえません。
今まで様々な建築トラブルが発生する過程で、ハーバーハウス上田支店の責任者(役員でプランナー)の方にもメールを出しましたが、着工してからはコーディネーターや現場監督へ一任しているためか、直接ご返信をいただけることはありませんでした。
上田支店に連絡しても埒が明かないため、ハーバーハウス新潟本社の代表取締役へ苦情の手紙を送りました。
苦情の手紙には以下の内容を記載しました。
1.建築中のミスやトラブルについての現状
2.工期遅延は免責事由にあたらず、ハーバーハウス側の要因であること
3.引き渡し日の明示や工程表をもらいたいこと
4.工事遅延について遅滞違約金を請求すること
ハーバーハウスさんから連絡をもらえないことは経験上わかっていたため、上記に加え、2週間以内にお返事をいただきたい旨も記載しました。
ハーバーハウス社長からの返信
ハーバーハウス社長の方から、丁寧な謝罪と以下の内容の手紙をいただきました。
- 工期の遅延はハーバーハウス側の問題であること
- 建物本体は最短で4月29日、外構は5月末日に完成するよう「努める」こと
- 工程表を作成次第速やかに提出すること
- 遅延損害金を支払うこと
文面では、引き渡し日も明示され、工程表ももらえ、遅延損害金も支払うとのことで、一件落着のように見えますが、そう簡単にはいきませんでした。
工程表はもらえず、建物完成日も怪しい
まず、提出すると記載のあった工程表ですが、2ヵ月経過した4月19日現在もらえていません。
次に、本体の工事完了日ですが、文面には最短で4月29日と記載されていますが、明らかに遅れています。
先週現場に行ったのですが、やっと木工事が完了した状態でした。しかも、展開図と違う位置にスイッチがあったり、仕様が異なっていたり、施主から指摘した箇所が直ってなかったり、いろいろとありました。。
軽井沢は、住宅から旅館業(簡易宿所)への用途変更に2ヵ月以上かかります。用途変更前に事前協議などが必要なのですが、それには完了検査証が必要なため、完了検査だけでも早く終わらせて欲しい旨をずっと現場監督へ伝えていました。
現場監督から「4月10日の週に完了検査を予定している。」と聞いていましたが、もちろん間に合わず、間に合わないという連絡すらこちらから連絡しない限りもらえませんでした。
慣れとは怖いもので、4月10日の週の完了検査も、聞いていた傍から「またどうせ延期だろうな。」と思っていましたので、ハーバーハウスさんの対応に呆れはしたものの、憤りは感じませんでした。
外構を期限内に終わらせるのは難しい
ハーバーハウスへは、外構工事も依頼しており、外構込みで契約しています。
社長からの手紙では、5月末日の外構完成を目標にすると記載されていますが、到底無理ではないかと感じています。
外構の打ち合わせは契約前後(1年半前)にしていたものの、着工してから一度もされていない状況でした。
2月に現地に来た外構業者さんから、「初めて現場に来ました。」と挨拶され、契約前後の打ち合わせや見積もりは何だったのかと不信に思いました。
ハーバーハウス側から、外構計画について何の説明も受けていないようで、施主の方から今までの打ち合わせ内容や外構工事内容を説明しました。
先週4月14日に2回目の外構打ち合わせがありましたが、これから図面作成と見積もりに取り掛かるとのこと。業者の予定も混んでいるようで、5月末は無理だと感じました。
犬と泊まれる貸別荘なので、駐車場やドッグランにフェンスがないと使えません。
もちろん、その旨もハーバーハウスさんへは何度も伝えており、大幅に工期が遅れているので、建築工事中に外構の打ち合わせをして、すぐに外構に取り掛かって欲しい要望もしつこいくらいに伝えていましたが、後回しにされていました。
遅延損害金の額
工期遅延による損害金の額ですが、ハーバーハウスと私が結んだ契約書には以下のように記載されています。
第16条(履行遅滞違約金)
遅滞日数1日につき、請負代金から工事済部分と搬入工事材料に対する請負代金相当額を控除した額に3/10,000を乗じた額の違約金
ハーバーハウス工事請負契約書より一部抜粋
つまり、請負代金からすでに工事が終わっている部分と運び込んでいる工事材料の代金を引いた額×3/10,000を1日遅れるごとに支払いますよ。という内容です。
この工事済部分と搬入工事材料に対する請負代金相当額を控除というのが曲者です。
例えば、以下の例で考えるとわかりやすいです。
例)工事金額 4,000万円・完成予定日6月30日の内容で契約。工務店側の発注ミスでトイレやユニットバスが届かず、工期に遅れが生じた。完成予定日の6月30日時点ではトイレやユニットバスは設置されていたものの、まだ床材や壁のクロスが張られておらず、引っ越しできない状態で、結局引き渡し日は30日後の7月30日となった。
請負工事代金4,000万円×3/10,000=12,000円が1日あたり支払われれば良いのですが、上記の例では少額の遅延損害金しか支払われません。
なぜなら、完成予定日の6月30日には、トイレやバスは設置されており、床と壁のクロスが仕上がっていないだけだからです。工事済み部分は請負金額から控除されます。そして、床材やクロスなどの資材が現場に搬入されている場合、その金額も控除されます。
仮に工事済み部分が3700万円、床材とクロスの材料費が200万円(卸値でなく請負代金)とすると、4,000万円-3,700万円-200万円=100万円となり、100万円×3/10,000=300円、つまり、1日の遅延につき300円しか支払われません。
上の例では、30日間引き渡しが遅れても、300円×30日=9,000円しか遅延損害金を請求できないことになります。
施主は30日間引っ越しができず、ホテルや仮住まいになる可能性もありますから、到底、この契約は施主にとってかなり不利な内容です。
99%の工事が完了していた場合、請負金額の1%の1万分の3しか支払われないので、4000万の請負工事が遅延しても、1日あたり120円しか損害が支払われません。
99%完了してても、10%しか完了してなくても、住めない状態は変わらないので、施主に不利な契約内容です。
当方の家の場合の遅延損害金
家の完成日は2022年6月5日でした。
その時点で基礎は解体、一部残っていたとしても解体予定であり、新しい基礎は作られていない状態でした。
つまり、土地には完成日に何もない状態であり、あったとしても解体前の基礎だけです。
現場に搬入された資材も何もなかったはずです(基礎解体前の5月に、土台が現場にずっと放置されていたため、雨にさらされないよう私から指示して片づけてもらいました)。
木々の伐採や小さな古屋の解体の費用はかかっていますが、それだけで請負代金から860万円以上が差し引かれていました。
差し引かれる控除額については、建物は0%の状態であり、多すぎるように思います。控除金額の妥当性について、再度本社に確認するつもりです。
7カ月も工期を取っておいて、引渡し予定日にほぼ更地の状態って、いくらなんでもひどい状態だよね。。
契約内容の妥当性
ハーバーハウスの契約書にある遅延違約金の金額は妥当なのでしょうか?
私もいろいろと調べてみましたが、新築住宅でハーバーハウスと同様の契約を掲げているハウスメーカーを見つけることはできませんでした。
国土交通省が出す建築業法令遵守ガイドラインと住宅リフォーム工事請負契約で同様の契約内容を見つけましたが、この契約内容は、公共工事や外構(エクステリア)、リフォームなどで工期遅延が発生した際、「工事済みの部分は使用できるため、工事が未完成の部分だけ遅延損害金を支払う。」という趣旨で作成している会社がほとんどのように思えます。
新築住宅の場合、工期が遅延すれば、一部だけ使用するなんてことはできず、すべて使用できませんし、引っ越しすることもできません。
今まで5棟の建築工事請負契約を結んでいますが、遅延損害金の項目でこの文言を使用している工務店は一つもありませんでした。
ミサワホームの友人に聞いたところ「昔は請負代金から工事済部分を引いて計算するという契約があったが、工事済部分の金額で顧客とトラブルに発展するので、今はほぼ見ない」とのことでした。
「民間連合協定工事請負契約約款」によると、やはり上記のような内容の契約はトラブルが多いため、下記のように定めています。
遅滞日数に応じて、請負代金に対し年10%の割合で計算した違約金を請求することができる
注文住宅で工事の遅れ 業者の変更や賠償請求は可能?
つまり、請負代金×10%×遅滞日数/365日が遅延損害金です。
前述の30日遅れた例で計算すると、4,000万円×10%×30日/365日≒32万8千円となるわけです。
いずれの契約でも施主が被る損害に比べて、遅延損害金の額は大きくありません。
責任のあるハウスメーカーだと、年10%の違約金に加えて、仮住まい費用なども負担する会社もあるようだワン!
契約における注意
1年半経過しても木造平屋建てが建たない現状に、家族ともども本当に疲れ果て、気が病んでしまいました。
ちなみに、過去の建築では多少工期が延びても、工務店側に遅延損害金など請求したことは一度もありません。しかし、今回ばかりはあまりに酷いため、請求しました。
普通の工務店であれば、東京から軽井沢にしょっちゅう見に行かなくても、安心して現場を任せられるはずです。
1週間に一度は写真付きで連絡をくれるという話でしたが、定期連絡がないのはおろか、施主からの連絡にも返信がなかったり、大小さまざまなミスがあったりで、2週に1回は日帰りで軽井沢に足を運んでいます。
実績がある新潟では、こんなことはないのかもしれません。
ただ、これから長野でハーバーハウスさんと契約される方は、契約書をよく確認し、遅延損害金の項目については、施主側が不利にならないよう注意してください。
また、工期遅延が発生した際には、仮住まい費用も含めて、契約書に盛り込んだほうが良いと思います。
ハウスメーカーや工務店側は、「大丈夫、そんなに工期が遅れることはない。」と言うケースがあるかもしれませんが、工期が大丈夫であれば、なおさら盛り込んでも問題ないはずです。
引渡しは外構完成後が良い
外構込みで契約を結んでいる方の場合、早く引っ越しをしたいため、建物本体が完成したら引き渡しを受けて、その後外構工事を行うというパターンも多いと思います。
信頼のおけるハウスメーカーでは、施主が引っ越した後すぐに外構工事を手配してくれます。
5棟建築した私の経験上も、外構や残工事が多少残っていても引き渡しを受けて問題が生じたことはありませんでした(お互いの信頼関係ですね)。
しかし、私はハーバーハウスさんへの信頼を完全に失っており、外構工事が完成してから引き渡しを受けます。(本来の契約なので、それが当然と言えば当然なのですが)。
ハーバーハウスの外構について、e戸建て掲示板で検索をしたところ、いくつか気になる口コミを見つけました。もちろん、掲示板の書き込みなので、片側からの意見ではありますし、真偽も不明です。
2418: マンション掲示板さん [2020-09-19 09:32:09]
e戸建てハーバーハウスの評判ってどうですか? (総合スレ)
今年、ハーバーで建てました、最初はかなり前向きに対応してもらえますが、引渡し前のオープンハウスは施主の了解もとらず、一週間開放したり、外構は引渡し後、再三の催促を気候のせいにして、未だ未完成
上記の方は、引き渡し後督促しても外構が未完成とのこと。9月の投稿なので、冬で作業できなかったという訳ではなさそうです。
2642: 匿名さん [2022-07-15 18:54:36]
e戸建てハーバーハウスの評判ってどうですか? (総合スレ)
引渡しが冬。そ引渡しから5ヶ月経って(天気が安定して3ヶ月後)やっと外構完成しました。天候に左右されるのは分かるけど、少し作業してずっと来なかったり、だらだらやってる感&業者の暇を見てやってる感が凄かった。
上記の方は、入居後5カ月(天候が安定して3ヶ月)が経過してから外構が完成したそうです。うちの場合、外構(駐車場やドッグラン用のフェンス)がないと営業ができないため、こんなにかかったら夏のシーズンの開業はまず無理です。
2659: 名無しさん [2022-09-14 22:23:44]
e戸建てハーバーハウスの評判ってどうですか? (総合スレ)
5月に引き渡しを終えました。
着工前にご近所へ挨拶まわりをしたいと申し出たところ、現場監督が行うので任せてよいと言われたのでお願いしましたが、きちんと挨拶をされていなかったようで上棟日にお隣からクレームもらいました。コロナの影響で床材の入荷が遅れているので引き渡しが遅れるかも…と言われたので、分かり次第連絡欲しいとお願いしましたが一向に連絡来ず。こちらから、床材どうなったかと連絡したら予定通り終えましたと。遅れるかもと言った手前、連絡の一本もよこさないのかと驚きました。完成見学会の前には土間打ちしますと言われたが、前日になっても砂利のままだったので連絡すると、職人さんの日程が合わなかったので引き渡し前には終わらせますと。実際に引き渡し後も打っておらず、事前に引っ越し日は伝えていましたが引っ越し2日前に土間打ちしていて、乾くまで土間の範囲は立ち入り禁止なので荷物の搬入も苦労しました。それからというものの、土間打ちした際の木枠も一向に外しにこないし、一緒に庭の防草シートもお願いしていたが、何度連絡しても「職人さんと日程が合わない」の一点張り。ここまで主人と現場監督とのやりとりでしたが、入居3ヶ月経っても庭が完成しない為倉庫も置けない、草は生えるわで何のために防草シートまでお願いしたのか、お金は既に払っていたので支店へ直接電話しました。折り返しさせて欲しいと言われたので電話番号を伝えましたが結局、来た連絡というのはショートメールで軽く謝られ、来週に工事入れるよう調整しますのみ。さすがに電話で謝罪もないのかと呆れましたね。その後は予定通り工事に入っていただけましたが、たった1日で全て終わりましたよしかも職人さん1人で。こんなに早く終わるならもっと早く工事できましたよね。とにかく、引き渡し後の家に関しては工事が残っていようが優先順位は低いようです。設計からコーディネートまではとてもスムーズで印象よかったのに、着工してからひどいものでした。まだ住んで数ヶ月ですが、今後のアフターメンテナンスなど心配です。
上記の方は、昨年5月に引渡しを受け、土間が乾かない状態で引っ越し、入居後3ヶ月しても簡単な外構が完成しなかったようです。
これらの評判を鑑みても、外構をきちんと完成させてもらって引き渡しを受けることにします。
建築中のハプニングが止まらない!完了検査が何度も延期に
2023年5月7日現時点で、長野県軽井沢町の「犬と泊まれる貸別荘建築現場では、まだ工事が完了しておらず、完了検査も予定通りに行われないことが判明しました。
4月10日に行われる予定だった完了検査は何度も延期され、4月29日に行われることが決まっていましたが、それも間に合わず、今度は5月8日に延期されると報告されてきました。
ハーバーハウスの欠陥工事やミスで、何度も延期されてきた工期ですが、ようやく5月8日に完了検査が受けられると信じていました。
しかし、本日(5月7日)にハーバーハウス現場監督Kさんに確認の電話を入れたところ、図面が間に合わず、検査機関の都合がつかないため、5月8日の完了検査は受けられない説明されました。
そして、本日東京から軽井沢の現場に行ってみると、トイレや洗面は搬入されておらず、照明すら一つも付けられていません。こんな状態で完了検査が通るはずもなく、図面や検査機関の都合うんぬん以前の問題で詭弁にもほどがありました。一体いつになったら完成するのか。
しかも、ハーバーハウス側からの延期連絡は一切なく、毎回自分たちから確認しなければ伝えられないという状況。今日も私から現場監督へ電話をして、初めて明日に完了検査が行われないことがわかる始末です。施主を馬鹿にするのもほどがあります。
仕事を調整して予定を開け、完了検査後に町役場に用途変更届を出せるようしていましたが、この終盤にきて、ハーバーハウスのこのひど過ぎる対応に「もういい加減にしてください!」と怒ってしまいました。
そして怒りが頂点に・・・
その後、私は社長に向けて2回目の苦情の手紙を出しました。
手紙の中で、現状を知らせるだけでなく、遅延損害金の計算が不正確であること、平屋の工事に1年7カ月もかかっているにもかかわらず、まだ工程表や引き渡し予定日が分からない状態であること、現場監督Kさんのいい加減さや改善を求めることなどを詳細に記載しました。
その後、上田支店の支店長からは、現場監督Kさんと一緒に責任を持って現場を視察するという謝罪がありました。
6月に入ってからは、現場の進捗も少しずつ見られるようになりました。工程表はまだ提出されていませんが、支店長と現場監督Kさんとのメールのやり取りでは、「6月17日」には室内のほとんどが完成する予定だと伝えられました。
そのため、私たちは貸別荘の営業許可を得るために、6月22日に保健所の検査を予定し、それに備えて仕事のスケジュールを調整し、軽井沢に向かう準備をしました。
しかし、現場に到着してみると、私たちは驚きました。
建築資材が散乱しており、照明のほとんどはまだ取り付けられていませんでした。他にも未完成の工事がたくさんあり、保健所の検査を受けるなど到底できない状態でした。
すぐに保健所に連絡し、検査日を延期する旨と謝罪の連絡を入れました。そして上田支店の支店長と現場監督Kさんに対して怒りが爆発し、「これは一体どういうことなのですか?!」と電話しました。
もし室内工事が17日までに終わらないのであれば、少なくとも施主に連絡するべきです。しかし、これまでと同様にハーバーハウス側からは一切の連絡がありませんでした。施主を軽視しているのか、頭がおかしいのか、理解できません。
22日は、保健所の検査も受けることができず、東京から持ってきた荷物を置く場所もありませんでした。そのため、1日中片付けに費やしました。
翌朝、上田支店長と現場監督Kさんと共に、長野支店からもハーバーハウスの社員が駆けつけてくれました。一人ひとりが謝罪し、私たちに対して誠意を持って接してくれましたが、長野支店の方は、工期が1年以上も延びている現場のことを知らなかったのかもしれません。その結果、彼らも私たちの怒りの矛先に晒され、心から同情しました。
これまで人生でこんなにも苦情を述べたことはありません。それでもなお、工事の終盤においてこのような対応をされるのは、私の感覚からは理解できませんでした。
この追記を記載している6月29日時点で、着工から1年7カ月以上が経過し、引渡し予定日から1年以上が経過していますが、いまだに工事中です。7月の中旬~下旬に引渡し予定となっていますが、不信感が強く、予定を立てるのが怖くなっています。
当記事について:2024年9月現在、いくつかの問題が発生しています。一種換気システムが作動しないこと、外溝のアプローチのデザインコンクリートがほぼ剥がれたこと、整地の際に隣地境界が最大5メートルずれ、フェンス設置位置が隣地から5メートル空いていることなどです。しかし、後任の現場監督がこれらの問題に真摯に対応していただいており、是正工事が予定されています。
この記事については、当然ハーバーハウス様も把握していると思いますが、「消してください」という圧を一切かけてこないこと、ミスを認めて是正工事をしていただいていることなども鑑みて、年内に記事を削除します。
参考にした文献やサイト
- 国土交通省 発注者・受注者間における建設業法令遵守ガイドライン平成23年8月 https://www.mlit.go.jp/common/000164510.pdf
- 公共工事標準請負契約約款 作成昭和25年2月21日 中央建設業審議会 https://www.mlit.go.jp/common/000004788.pdf
- 住宅リフォーム工事請負契約約款 https://www.j-reform.com/publish/pdf_shosiki/uke-R4.pdf
- 志賀剛一 注文住宅で工事の遅れ 業者の変更や賠償請求は可能? https://style.nikkei.com/article/DGXMZO40001790V10C19A1000000 2019/1/17
コメント
コメント一覧 (6件)
初めまして。
ブログ拝見させていただきました。
私もハーバーハウス上田支店で契約をし、引き渡し後の残工事がゆずさんと同じ状態です。
ハウスメーカーからすれば、数ある依頼の1件としかみてないのだろうな、と感じる対応です。
とても残念な気持ちと呆れてしまってる状態です。
やっぱりハーバーハウス上田支店は、他の方にも同じようなことをしてるんですね。本当に呆れてしまいますね。被害を受ける方がこれ以上出ないように、契約書の遅延損害金の項目は、これから契約される方には十分注意して、施主側が不利になるような条件では絶対に契約しないことを推奨します。現状の契約書では、遅延損害金が少なすぎますし、このような契約を未だにしているハウスメーカーは時代錯誤とも言えます。
新居へ引っ越ししなければいけない時期に、未完成だった場合に、ホテルなどに泊まる必要はありますが、ハーバーハウス側の負担する遅延損害金の額は少なく、ホテルなどの宿泊費用ももちろん支払われませんから、泣く泣く残工事が残っていても引渡を受けて引っ越しをせざるを得ない施主の方も多くいるのではと推察します。そして、引き渡した後の工事は遅々として進まず、さらに施主が被害を被ります。
私の場合、セカンドハウス兼、貸別荘として建築していますので、引っ越しをしなくても済む状況であり、外構が完成するまでは引渡を受けないことをハーバーハウス側へ伝えています。
しかし、夏のベストシーズンに貸別荘ができない(しかも2年連続)ことを考えると、遅延損害金では到底足りない状況で、とても腹立たしく感じています。
初めまして
家も7月終わりに引き渡しされましたが まさかの残工事だらけ 再三確認したのですが 大丈夫です 間に合います。との事でしたが結果引っ越し日に玄関タイル張ってました。他の残工事も先月にやっと終わった所です。 勿論、履行遅滞金出すと言われてますが 8千円だそうです 引っ越しは、してますが 日々のストレスで嫁さんが体調悪くするし慰謝料も払って貰いたいですよ 家も 現場監督は、Kです 辞めましたがね。
もも太さん コメントありがとうございます。
引越し日に玄関タイル、、大変でしたね。。
かくいう私も、1年以上も工期が遅れており、7月に貸別荘でどうしても使いたいこともあったため、残工事だらけでしたが、ついにこの7月に引き渡しを受けてしまいました。
でも、引き渡し後に最初にお客さんが泊まったときには駐車場もなく、駐車場から玄関までのアプローチもなく、階段もコンクリート打設が終わったばかりで、土の上を歩いてくださいという始末。。もちろん室内の残工事も多々ある状態でした。
幸いお客さんがとっても良い方で、苦情どころか良いレビューをいただき申し訳ない思いでいっぱいでした。
外構はほとんどできていない状態でしたので、引き渡しを受けたといっても室内だけで、外構は9月中旬までに終わらせるという約束でした。しかし、というか、案の定というか、終わらず。本日、軽井沢に行ったところ、ようやく終わりが見えてきました。
かれこれ工期は2年になります。
遅延損害金が8千円はあまりにひどいですね。。ハーバーハウスのような契約書は、トラブルが多く、見本となる民間連合協定工事請負契約約款では「請負代金に対し年10%の割合で計算した違約金」と定められています。
私の場合、遅延損害金は数百万円に上ります。これは、契約上の引き渡し日にもかかわらず、現場が「更地」の状態であったため、ほとんど工事が行われていなかったためです。ハーバーハウス側の計算方法におかしな点があったため、指摘して契約上の正規の金額になりましたが、それでも大きな不満は残ります。まだ、外構の引き渡しを受けていないため、遅延損害金は受け取れていません。本来、全てしっかりと工事を終わらせてもらってから引き渡しを受け、最終金と遅延損害金を相殺して支払うべきですが、施主側は引っ越しなどの予定もあって切羽詰まっていますので、仮の引き渡しを受け入れざるを得ませんよね。
これから契約される方は、民間連合協定工事請負契約約款の見本に従って契約内容を変更してもらうべきで、十分に注意が必要です。
ハーバーハウスの住宅を建てる上で、以前の宅地(家)を解体したとき、区分けされているにも関わらず、許可なく解体業者が畑に無断侵入し、更地にされてしまった者です。
人間だから間違いは起こしてしまうけど、対応の仕方は良くないです。
ハーバーハウスと施主は関係ないと担当者は言って、解体業者だけの責任にしていますが、解体する仕事はどうやって取ってきた?と思ってしまう所です。
また、そのハーバーハウスの建物も出来上がったようですが、ご近所さんには内覧会はさせないようで、新築予定がある方だけだそうです。
こう言った態度から、あまり良い感じには思えません。
颯爽さん
コメントありがとうございます。颯爽さんはお隣の畑の方なのでしょうか?
解体業者が畑に無断で立ち入り、畑を壊して更地にしてしまったのでしょうか?
その場合、施主がハーバーハウスを通さずに解体業者に依頼しているのであれば、解体業者の責任となり、
ハーバーハウスは関係がないことになりますし、施主がハーバーハウスに依頼して、ハーバーハウスの下請けが
解体したのであれば、ハーバーハウスの責任ということになります。
また、内覧会は基本的にどの範囲まで行うかは施主が決めるので、何とも言えません。
うちは内覧会はしませんでしたが(それどころじゃなかった)、ご近所さんも呼んで内覧会を行う人もいれば、
防犯面からはハーバーハウスの見込み客だけに限定して行う場合も、一切やらない場合もあります。