初めてのメンテナンスで感じた驚き
今回は、薪ストーブユーザーとしての体験談をシェアしたいと思います。
シーズンに向けて、薪ストーブのメンテナンスをしていたところ、炉内が錆びているのを発見しました…!
初めての薪ストーブなので、室内で使っているのに「なぜ?」とショックと疑問でいっぱいです。
今回は、その原因や対策について詳しく紹介します。
煙突のメンテナンス
まず心配になったのは、煙突の内部も錆びていないかということ。
炉内は自分で確認できますが、煙突内部は見えないので、施工業者さんにお願いしてプロに掃除をしてもらいました。
作業費は5万円ほどかかりましたが、結果として煙突内部に錆はなく、煤やタールの付着も少ないとのこと。
週末のみの使用頻度であれば、毎年の掃除は不要かもしれないとのアドバイスをもらい、一安心です!
炉内の錆の原因は結露だった!
次に業者さんに、炉内が錆びた原因を教えてもらいました。そのメカニズムは以下の通りです。
1.煙突から冷気が降りてくる
使用していない間、煙突のトップから外気が降りてきて、薪ストーブや煙突本体の表面温度が下がります。
2.結露が発生する
室内の暖かい空気に触れた部分で、空気中の水分が結露し、それが錆の原因に。室内だからといって油断していたのが間違いでした!
錆対策の4つのポイント
炉内の錆を防ぐための対策として、業者さんから教えてもらったのは以下の4つです。
1.排気ダンパーを閉じる
煙突から湿気が降りてくるのを防ぐため、排気ダンパーを閉じることが大事です。ただし、完全には閉じられないので、湿気が完全に防げるわけではありませんが、効果は大きいです。
2.炉内に吸湿剤を置く
炉内に湿気が入ってきたとしても、吸湿剤を置いておけば錆の発生を防ぐことができます。吸湿剤の効果が落ちていないか、定期的にチェックすることが重要です。
3.防錆油を塗る
錆防止のために防錆油を炉内に塗ることも効果的です。注意点は、初めの火入れ時に油が焼けて臭いや煙が発生するので、事前に準備が必要なこと。
4.室内の煙突を取り外す
一番確実な方法は、室内の煙突を取り外すこと。
これにより、炉内が室内の温度と同じになり、結露の発生を防げます。
脱着には少しコツが必要で、ガスケットロープが傷むリスクもありますが、この方法が最も確実です。
まとめ:炉内結露対策で薪ストーブを守ろう!
薪ストーブの炉内結露は、私のように初めて使うユーザーには驚きかもしれませんが、しっかりとした対策を取れば防ぐことができます。
排気ダンパーを閉じたり、吸湿剤を置いたり、防錆油を塗るなどの基本対策から、室内の煙突を外すというより確実な方法まで、シーズンオフのメンテナンスがとても重要です。
ぜひ、薪ストーブを長く快適に使うために、今回の内容を参考にしてみてくださいね!
コメント