前回の記事で、間取りを変更しました。リビングダイニングが大空間になるので、構造計算をかけた結果についてお話しようと思います。
新しくした間取りについては下記に書いてあるのでよかったらご覧ください。
構造計算の結果
問題無い間取りでした!
なので、懸念していたリビングとダイニングの間には柱、壁、梁が出ない空間となりました!
大空間のリビングダイニング
リビングダイニングの天井は勾配天井となっています。
勾配天井の箇所には105×330の登り梁を掛けています。
軸組構造の断面図ですが、「5通り」の図面を見ると、室内の高い箇所で、おおよそ5.7mの天井高になります。
仕上げを入れたら、5mの空間ができますね!
設計士や構造計算会社に聞いたわけではないのですが、通常の在来軸組工法で広いリビング空間にできたのは以下の要因が考えられると思います。
- 屋根材がガルバリウム鋼板であること
- 2間ピッチで壁・柱があること
- リビングダイニングを中心に部屋を割っていること
が考えられます。
1.と2.についてですが、注文住宅を計画されている方ならご存知だと思います。
地震や自重荷重の負担において屋根は軽いほうが良いです。
2間ピッチというのは在来軸組工法でスパンを飛ばせる通常の距離が3.64m、2間が限界ということ。
3.の「リビングダイニングを中心に部屋を割っていること」というのは、リビングダイニングの空間はただ屋根と壁が建てられているだけで、その横にある母屋と下屋が構造の主軸をになっているのではないかと思います。
理由としては、リビングダイニングの空間には水平方向の力に耐える火打がないからです。
こうみると左右の部分で建物の構造を担っているというのがわかりますよね。
来月にはいよいよ基礎工事が始まる予定です。
構造計算を掛けてしまっているので、もう後に引けません。。。
基礎ができたら木造住宅はあっという間にできてしまうみたいですね~
住宅設備の仕様がまだ決まっていませんが、あーーーここの壁をこうしておけばよかった。。
この壁なんでここにあるの?家具置けないじゃん!
って、今後こんなこと出てくるんでしょうかね~笑
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