かれこれ2回目ですので、備忘録として書いておこうと思います。ど素人の自分でも法務局で簡単に手続きができますので、挑戦してみてはいかがですか?
用意するもの
工務店側
- 印鑑証明証
- 登記簿謄本
- 建物引き渡し証明書(原本)
印鑑証明証は法務局が発行するものなので、登記簿謄本に法人番号が書かれているのでなくても大丈夫です。その場合は、申請書に法人番号を記載すれば問題ありません。
施主側
- 申請書
- 表題申請図B4サイズ
- 確認済証の書類一式(原本)
- 検査済証の表から第3様式までのページ(原本)
- 原本還付
申請書
法務局に行ってもらうもの。申請費用は無料(保存登記の場合は評価額に応じて納税)
申請図
申請図の書き方にはルールがあります。
- 用紙は,日本工業規格B列 4番の丈夫な用紙を用いて作成する必要があります。
- 図面は,0.2ミリメートル以下の細線により、図形を鮮明に表示する必要があります。
- 建物図面及び各階平面図は、1個の建物(附属建物があるときは、主である建物と附属建物を合わせて 1個の建物とすること)ごとに作成する必要があります。
- 建物図面と各階平面図をともに提出する場合は、原則として1枚の用紙を用いて作成し、右半面に建物図面を,左半面に各階平面図を記載します。 なお、1枚の用紙に記載することができない場合には,各別の用紙を用いて作成します。
- 建物図面には、方位,敷地の地番及びその形状,隣接地の地番を記載する必要があります。附属建物がある場合には、主である建物又は附属建物の別及び附属建物の符号を記載します。
- 建物図面は、原則として500分の1の縮尺で作成します。
- 各階平面図には、各階の別、各階の平面の形状、 1階の位置、各階ごとの建物の周囲の長さ、床画積及びその求積方法を記載する必要があります。 附属建物がある場合には、主である建物又は附属建物の別及び附属建物の 符号を記載します。
- 各階平面図は、原則として250分の1の縮尺で作成します。
- 建物図面及び各階平面図には、作成年月日を記載し、申請人が記名するとともに、その作成者が署名(又は記名押印)する必要があります。
手書きでもCADソフトでも大丈夫です!
私はCADソフトがあるのでそれで作成しました。フリーソフトのJW CADもありますので、簡単に作成できますよ!
提出用紙はB4サイズでなければなりません。
なので、A3サイズで図面を起こし印刷し、B4サイズに切り出せるようにライトグレーや細線で予め線を引いておくといいですよ!
建物の面積は小数点第4位まで記載し、最終的の合計面積は第2位までにまとめます。
注意として、検査済証に書かれている延べ床面積と法務局が見る延べ床面積は異なりますので、注意してください。
例えば、建築法だと軒の出が深いと延べ床面積として加算されてしまいますが、法務局の場合軒の出が深くても延べ床面積は加算されません。ただし、天井・壁で覆われているようなインナーガレージ(シャッターがあるもの)といった空間は延べ床面積の対象となります。
原本還付
法務局に提出する書類は基本的に返ってきません。
なので、「原本還付」のビラ一枚を添付して提出します。
内容は適当で構いません。
必要内容は、
- 原本還付と記載
- 原本と相違ない、記載
- 住所と氏名と提出時の印鑑
が書いてあれば問題ありません。
登記されるまでの日数
概ね、2週間程度です。
各法務局によると思いますが、混んでなければ法務局のホームページ上に申請した日から登記完了までのタイムスケージュールが公表されています。
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