Looopでんきが高すぎて、燃料費調整制度の上限がある東電のプランに戻しました。。。っが!しかし!(追記あり)
Looopでんきの大幅値上げ!
我が家は12kVA(120A)契約にしています。東京電力エナジーパートナーだと、基本料金だけで286円×12=3,432円。
そこで、引っ越してから基本料金無料のLooopでんきを契約していたのですが、ここ数カ月でどんどん値上がりしてるじゃありませんか!
Looopでんきは、10月の電気代から燃料費調整のみ市場連動型に変更、その後は完全に市場連動型の新プランに強制的に変更されます。
値上げになるんだろうな~という予測はついていましたが、これが想像以上の大幅値上げでした。
Looopでんきの実際の電気料金
消費者の私たちにとって、どれくらい値上がりするのかわからないじゃないですか。料金体系も時間帯によって違うし、各家庭の使用状況も違うし。
「あなたの家庭だと電気代がこれくらい上がります。」
と教えてくれれば良いんですが、ループ電気は市場連動型に移行しますから、市場価格次第です。
そこで、我が家の電気料金を公開します。各月の電気代、電気総使用量はその前の月のものを反映しています(例:5月分は4月1日~4月30日の電気代と電気総使用量)。
我が家は太陽光を9kW積んでいますので、日中は自家発電の電気を利用しています。それにも関わら電気使用量が多いのは、ゆずのために1日中エアコンを付けていることと、250平米ほどあり全館床暖房のオール電化だからです。
犬は毛皮を着てるから暑がりなんだワン!
上の料金を見て気づいた方はさすがです。
値上げ前の5月と値上げ後の11月の電気総使用量に大差がないにも関わらず、電気代は御覧の通り!
1kWhあたりの料金を計算すると、5月は29.5円、11月は50.2円で1.7倍も値上がりしています。
い、1.7倍!!1kWhで50円ってヤバばばば、、
なんか急に飼主の顔とキャラが変わったんゴね、、、
ちなみに、太陽光の売電収入が東電から入ってきます。5月の売電収入は9,600円、11月の売電収入は4,500円、6月に至っては売電収入が12,400円で電気代が10,247円ですので、プラスになりました。
電気代が大幅に値上がりした今は、太陽光で収支がプラスになることはないでしょうし、太陽光の恩恵が得られない冬場はとんでもない金額になります。
このままいくと毎月の電気代は5万円を優に超えるでしょう笑。
東京電力へ変更
基本料がかからないとは言え、価格面で全く恩恵がなくなったLooopでんきに見切りを付け、他社を探してみました。
価格コムでシミュレーションを行ったところ、Looopでんきは断トツで高いことがわかり、idemitsuでんきのオール電化プランはLooopと比較して年間で8万円以上安く、かつ、ガソリン代も割引になることがわかりました。
しかし、細かく見ていくと現時点において最も安かったのは・・・
東京電力エナジーパートナーの「従量電灯C」でした。
従量電灯Bは契約容量が60A以下、従量電灯Cは60A以上のプランです。オール電化では100A契約が多いため、従量電灯Cのプランになるご家庭が多いと思います。
従量電灯は小売自由化以前のプランで「規制料金」です。料金変更には経産省の認可が必要で、燃料費調整制度の上限があり、もし燃料費が高騰してもこれ以上あがりません。
規制料金は、大手電力10社すべてで燃料の価格高騰分を料金に反映できる上限に達しているから、これ以上値上げができないんゴね。
それに対して「自由料金」は、、燃料費調整制度の上限が撤廃されており、市場価格との連動でどこまでも値上がりします。
ほとんどの電力小売会社は自由料金の採用に移行しており、東電もスマートライフやスタンダードプランなど、自由料金の新プランへの移行を勧めています。
本来、電力自由化によって競争が起こり、電気の低価格化を進めるはずが、今は従来の規制料金プランのほうが安くなっている状況です。
2022年11月現在、まだ旧プランの従量電灯へ申し込みすることが可能です。インターネットからは申し込みできなくなっており、電話で申し込む必要があります。
従量電灯への切り替えは0120-995-001で、プッシュ2番→1番ですが、申込みが殺到しているのか、東電が意図的に絞っているのかわかりませんが、カスタマーセンターにはほとんど繋がりません。
03-6374-8936への電話がおすすめ!10分ほどでつながりました!
東京電力の従量電灯へのスムーズな切り替え方法
フリーダイヤルはつながりにくいので、03-6347-8936に電話します。「従量電灯への切り替えをお願いします」と言うだけです。その際に「地点番号」を聞かれるので、検針票などを用意しておいてください。
次回の検針日に合わせての切り替えであれば、TEPCOへの電話だけで手続き完了です。ただ、次回の検針日を待っていると1カ月近く空く場合もありますので、その場合「最短でお願いします。」と依頼します。
最短日の場合1週間程度で切り替えてもらえますが、「スイッチング廃止」の連絡を現在の電気会社へ連絡する必要があります。
TEPCOへの電話が終わった後、現在契約の電気会社(私の場合ループでんき)に電話して、「スイッチング廃止をお願いします。切替日は〇月〇日です。」と伝えるだけで終了です。
というわけで、我が家は2022年11月4日に電話して、11月10日に無事にLooopでんきから東京電力へ切り替えできました。
従量電灯も値上げの危機
燃料費高騰が収まれば、自由料金のプランのほうが安くなりますが、世界情勢や円安もあり、もうしばらくかかりそうですよね。
実は、規制料金の値上げも差し迫っているワン!
従量電灯も値上げが目前に迫っていて、結局逃げ場はなさそうだね。。
とりあえず、我が家は従量電灯プランへ移行してから対策を考えることにしました。
ついに従量電灯も値上げ!
追記:2023/01/24
ぐぬぬ・・というか、やはりというか、やはり規制料金の値上げのアナウンスがでました!
その値上げ幅、、なんと約30%!
ワイの言ったとおりで草w
2023年6月1日から平均29.31%の値上げだそうで、逃げ場がないですね。次はどこにしよう…。オール電化120A契約ですが、どこかお勧めがあればコメント欄で教えてクレメンス…
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