一般住宅に業務用加湿器を導入してみた結果 -都内住居設計その5-

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導入してから1年が経過しましたので、レビューを書いていこうと思います。

目次

導入のきっかけ

ベンタというドイツのメーカーの加湿器を使用していました。

この加湿器を選んだ理由は、

  1. 手入れが楽
  2. 気化式
  3. 大容量

が理由でしたが、部屋が広いため水を補給しても、気づけばすぐに無くなってしまいます。

一番大容量の10Lタンクを選びましたが、朝満水にして翌日のお昼にはなくなる感じでしたね。。。

ほぼ毎日給水して、時々ぬめりをお掃除。それが大変で大変で、、

10Lの満水状態で持ち運ぶ力は主婦にはありませんので、結局ベンタの置き場所はキッチンの上にして、シャワーホースで直接入れる始末。せっかくのキッチンが大容量加湿器に占拠されて狭くなってしまっていました。

新築時にはもっと楽になる加湿器を入れるぞ!と心のなかで毎回思いながら給水していました笑。

導入した加湿器

新築時に合わせて水道直結式の業務用加湿器を導入しました。

ユーキャンという会社の「RC4」という電極式加湿器です。

ユーキャン株式会社の加湿器RC4

導入してよかったこと

  • 水道直結式の加湿器なので、面倒な給水から開放!
  • スチーム式なので、殺菌された綺麗な蒸気!
  • 1シーズン、ほぼノーメンテナンス!

ある一点を除いて、導入してよかったと思っています!

メンテンスとしては外装を外して、中のシリンダーに入っている水を抜いて置く必要があるくらいです。

導入して後悔した点

導入する前からわかっていましたが、この加湿器は加熱式(スチーム式)です。

しかも業務用なので200V電源です。。

ある一点を除いてというのは、そう、、電気代です。

加湿能力を50%ととした状態で常に860kwの消費電力です。

加湿力が高いのと、高気密住宅(C値0.5)ということもあって、加湿能力を100%にすることはないものの、ずっと弱のドライヤーを回しているようなもんです笑

いままでは気化式を使用していたのでほとんど電気代がかかっていませんでした。

気化式は定期的な掃除をしないとすぐにぬめりが出て、嫌なにおいが加湿器から出てきます。レジオネラだって気になります。電気代なんて、まあいいかって思って導入した後に、電気代高騰の波が来ましたから笑。

でも面倒な給水や週イチでしていたメンテナンスから開放されたのはプライスレスなのかな?笑

簡単なメンテナンス

稼働させてから3ヶ月。

加湿シーズンが終わったので、自分でメンテナンスを行いました。

メンテナンスは至って簡単。

STEP
ネジと電極を外す

外装についているネジ3つを外して、シリンダーについている電極を外す

電極に繋がれているのが加湿シリンダー
STEP
送風ファンとシリンダーを外す

送風ファンのユニットの電源端子を外します。ゴム状の筒の真ん中を引っ張れば外れます。

STEP
ドレインホースを外す

刺さっているだけなので、上に引けば簡単に抜けます。

ここで注意!

外す前に付いていた部品の位置やコネクターのつなぎ方がわからなくならないように、写真や動画を撮っておきましょう。

あとは送風ファンについたホコリを拭いたりします。

取り外したシリンダー

シリンダー内は水を入れてジャバジャバ振って中を濯ぎます。

濯ぐと、、

カルキと錆汁の塊

シリンダー中には電極が錆びた錆汁とカルキが合わさった塊が出できました。

電気代の他にかかるメンテナンス費

蒸気を発生させるこのシリンダーの対応時間は1800時間です。

日数換算すると75日、2.5ヶ月です。

使えてもワンシーズンだけですね。。

しかもこのシリンダー単品で購入すると、雑費含め3万円ほどかかることがわかりました。

業務用なので仕方がないと言えばそれまでですが、高杉。。

保守期限がもう決まっている

設置段階ではわからなかったのですが、この商品生産終了時期が発表されています。

ですが、生産終了時期の延期が後に発表されました。

ゆず

これから導入する人は気をつけるンゴね!

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この記事を書いた人

コミュ障で臆病な飼い主。犬の水洗トイレを設計して自宅に設置。犬と暮らしやすいシンプルな家を模索しています。趣味はキャンプ、ツーリングなんだけど大の虫嫌い。手先は器用らしい。

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