宿泊業における鍵の受け渡し

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コミュ障飼主

開業に伴い、ゲストの鍵の受け渡しについてかなり検討しましたので、備忘録的に記事を書いていこうと思います。

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Switchbotキーパッドの魅力

宿泊施設の運営、特に民泊や一棟貸しの別荘は、都心から遠く離れた物件での鍵の受け渡し問題がつきものです。

従来の方法では、キーボックスや郵便受けを使うこともありましたが、安全性や手間が気になります。

予約時に宿泊時に使用できるパスワードを自動発行というものもありますが、月額課金制となっており、物件数が多くなるに連れ費用などのコスが大きくかさんできます。

そんな課題を解決する一つのアイデアが、Switchbotのキーパッドです。

Switchbotキーパッドは、既存の玄関に貼り付けるだけで、電子錠化することができる画期的なデバイスです。

遠隔操作するには、hubを用いる必要があります。

メリット

  1. 手軽な導入: 初期費用はおよそ2万円程度で、毎月の負担はありません。
  2. 安心のバックアップ: 不測の事態に備えて、物理キーでの開閉も可能です。
  3. スマートな機能: エアコンやブラインドなどの家電と連携し、快適な滞在をサポートします。
  4. 遠隔操作: 遠隔地からの操作やパスワードの発行が可能です。
  5. 利便性の向上: カードキーの設定も可能で、ゲストの利便性を高めます。
アプリ内で様々な家電を操作できる

操作できるのものは赤外線操作のもの、Switchbot関連物のみです。室内温度が10℃下回らないように◯℃以下になったらエアコンをオンとか、ゲストのチェックイン時間に合わせてエアコンを快適な温度に設定しておくこともできます。

デメリット

  1. 手動の管理が必要: 予約ごとにパスワードを手動で発行する必要があります。
  2. サポートの課題: Switchbotのサポートに関する不安があります。
  3. 電池交換の手間: 電池駆動なので、定期的な交換が必要です。
  4. セキュリティリスク: 盗難やいたずらのリスクがあります。

アプリ内で電池残量を確認することができ、残量が少なくなったらアラートを発することができるので意外と電池切れの心配は特にありませんね。

ただ、キーパッドやサムターンを回すものが粘着テープで張り付いているだけなので、Switchbotの盗難やいたずらといった心配はかなりあります。

今後の運用と見通し

現時点では施設が少ないため、電子錠についてはSwitchbotキーパッドを採用していく予定です。

ただし、物件数が増えると手動管理が負担となる可能性があるため、将来的には他の電子錠を検討するかもしれません。

他の電子錠を導入する場合、現在の概算だと1棟1日100円程度のコストがかかってくるため、コストや利便性を考慮して、慎重に選択しようと思います。

将来的にはSwitchbotのAPIを活用し、予約システムとの連携を実現できることが理想ですが、現状予約システム会社と電子錠メーカーとの癒着があったりで、今使っている予約システムでの外部API動作受け入れは難しそうですね(この前予約システム会社との打ち合わせで話を聞いてみた感じからすると)。

もう少しオープンな環境であるといいのですが、どこの業界もなんか閉鎖的な気がしますね。

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この記事を書いた人

mofmofwalker管理人のゆずです!今日は、あなたのモフモフたちをどこに連れていきますか?素敵なもふもふライフをお過ごしください!

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